暇なら旅に出よう

旅とか日々感じたことを。

国境にいる子供たち 王宮よりもナイトクラブに行こう!

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サバイディー!

今回はラオスのサワンナケートからベトナムのフエに行きます。

朝6時に起きて眠い目をこすりながら、バスターミナルに向かうと、俺と同じバスに乗る人たちが既にベンチに座っている。

俺も早速チケットを買い、近くの屋台でラオス名物のフランスパンサンドイッチを買ってベンチに座る。

本当にこのサンドイッチは美味い。

ようやくバスが来て乗り込むと、今回は普通の4列シートみたいでホッと一安心した。

昨日みたいな二段ベッドを無理やりぶち込んだバスはもう二度とごめんだ。

バスは動き始めるとぐんぐんスピードを上げ、他の車を抜き去る。

東南アジアはバスの事故がしょっちゅう起きているので、シートベルトはしっかり絞める。

しばらくするとラオスベトナムの国境に着いた。

バスを降りて無事にラオスの出国検査を終わらすと、どうやらベトナムの入国検査の場所まで自分たちで歩かないといけないらしい。

重たいバックパックを背負い歩いていると、小さい子供3人組が俺の横にきて何か話しかけてくる。

最初は外国人が珍しいから近寄ってきたのかなと思ったがどうやら違うらしい。

子供たちの手にはSIMカードが握られていて、それを買ってよと言ってくる。

俺はあいにくSIMロックiPhoneしか持っていなかったのでいらないと断るが、一向に俺から離れようとしない。

子供たちをよく見ると小学3年生くらい、服はボロボロで足は裸足だった。

親は何をしているんだろうか?学校は行ってないのか?

ごく普通の疑問が生まれた。

そもそもここはラオスベトナムの国境だがどちらの国の子なのだろうか?

考えだせばキリがないほどに疑問が生まれてくる。

俺が小学3年生といったら、学校のグラウンドで友達と元気よくサッカーをして、家に帰ると両親が作った温かいごはんを食べる。

そんな俺にとっての「当たり前」はここには無かった。

「プリーズマネー」弱々しくそう言ってくる子供の目を、俺は直視する事ができなかった。

ここで俺が大金をこの子にあげたら何かが変わるのだろうか。

きっと変わらないだろう。

俺は黙ってベトナムの国境に向かって歩いた。

 

ベトナムの入国審査も無事に終え、同じバスに乗り込む。

ベトナムに入ると、山道に変わりバスの揺れが激しくなる。

ふいにバスが止まり、一人のおばさんが急ぎ足で外にでると、近くの草むらで豪快に吐いている。

どうやら車酔いのようだ。

しかし面白いのが、普通は吐いたら顔もゲッソリするもんだが、おばちゃんはすっきりした顔でバスに入って来る。

きっとこのバスに何回も乗ってる常連で吐き慣れているのだろう。

吐くことに慣れるんじゃなくて、車の揺れに慣れた方が合理的ではないか?と思ったが野暮を言うのはやめよう。

これがこの国のスタイルなのだろう。

 

今回も移動だけで様々なイベントがあったが、無事にフエに着くことができた。

しかし着いてバスを降りる直前から、待ち受けていたかのような大雨に見舞われた。

バスの中で外に出るのをためらっていると、「こんにちは!」と一人の女の子が話しかけてくる。

女の子の見た目は日本人には見えないが、一応「日本人ですか?」と聞いてみると、「私はタイ人です」と答えてくる。

日本語が堪能なんだと思い込み、日本語で色々質問すると困った顔をして英語で「日本語は少ししか話せないの」とハニカム

英語で詳しく話を聞くと4年前に1年間だけ大阪に留学していたらしい。

その子と意気投合し、一度それぞれのホテルにチェックインしてから、夜ご飯を一緒に食べる事を約束。

 

ホテルにチェックインし、自分のドミトリーの部屋に行くとベッドに座っていた女の子がいきなり英語で「助けてほしい」と言ってくる。

何があったの?と聞くと同じ部屋にいるおっさんにめちゃくちゃ口説かれているらしい。

視線を横にやると、ニヤニヤ笑っている小太りで背の低い新橋にいるダメなサラリーマンみたいなおっさんがベッドに座っている。

俺が「彼女嫌がっているから辞めなよ」と言ってみるが、まったく聞く耳を持たない様子。

仕方ないので宿の人に言うと、女の子は部屋を変えてもらうことができた。

しかし後で気が付いたが、女の子が俺のドミトリーからいなくなってしまったので、必然的におっさんと二人きりになってしまった。

勘弁してくれよ。笑

 

夜になると雨も上がっていたが、相変わらず空気はジメっとしている。

女の子と合流し、まずはベトナムの代表料理「フォー」を食べる事に。

外に出ている小さいテントでやっているお店に入り注文すると、すぐにフォーが出てくる。

疲れた体に染み込んでくる、優しい味をしていた。

お次はお店の前で宣伝していた女の子が面白かったので、ちょっと薄暗いBARに入ってみる事に。

最初に入った夜8時位は全然人がいなかったが、10時位になると突然大勢の客が入って来る。

店の中は最近流行りのEDMが流れ、俺は普段お酒をまったく飲まないが、自然とビールを何杯も体に流し込んでいた。

気づくと店の真ん中にある広めのダンスフロアで現地のベトナム人と肩を組んで飛び跳ねて踊っていた。

最近は長距離移動ばかりでストレスが溜まっていたのだろう、ここぞとばかりにはしゃいでしまった。

まあたまにはこうゆう時間も大事だろう。

深夜1時、タイ人の女の子とお別れのハグをして宿に戻った。

今回の東南アジアの旅で一番熱い夜だった。

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