暇なら旅に出よう

旅とか日々感じたことを。

中国の理想郷、標高3000mにある街シャングリラに行ってきた。

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你好

大理の街を歩いていると、色んな旅行会社に「香格里拉」という看板が出ている。

読み方は「シャングリラ」というらしい。

名前がかっこよすぎる。

気になって調べてみると、どうやら大理からバスで行けるとのことなので行ってみることに。

名前のカッコよさだけで次に行く街を決めた。

 

大型バスに乗り、シャングリラに向かう。

道は険しく、山からせりだした崖をぐんぐん進んでいく。

途中、休憩で外に出たときに気がついたが、標高が高いから空気が薄く、すこし息苦しい。

調べてみると、なんとシャングリラの標高は、街の中でも3000mを越えているらしい。

つまり、常に富士山の9合目あたりで生活しているのである。

どうりで街に着いてから頭が痛いわけだ。

俺は速攻で高山病になった。

 

頭がガンガンしているなか、なんとか宿に到着。

流暢な英語を話す少年が手続きをしてくれた。

中国で英語を話せる中国人に会ったのは久しぶりだった。

ロビーの椅子には酔っ払ったおっちゃんが座っている。

どうやら少年の父親らしい。

チェックインを済ませると、少年が「明日から予定はあるか?」と聞いてくるのでノープランだと答えると、「俺の車で案内してやるよ」と言ってくる。

いくらで?と聞くと「5000円」と言ってくるので、少々高いが主要な観光スポットは全部行ってくれるらしいのでお願いすることにした。

 

翌朝、ロビーに行くと少年がもう待っていた。

車まで案内されると、すでに運転席におっさんが乗っている。

どうやら少年が車で案内してくれるわけではなく、案内専門の人がいるらしい。

俺は英語も喋れるこの少年に案内して欲しかったのに、英語を一言も話せない中国人に任されてしまったのだ。

この辺から「ん?」と思ったが、いまさらお前が案内しろよとは言いにくいので、そのまま車に乗り込む。

しかしこれが大きなミスだった。

まずこの運転手は気性が荒く、自分の車の前を他の車が割り込もうものなら、鬼の様な顔をしてその車の横にぴったりとつけ、窓を開けて罵声をあびせる。

これが4,5回はあった。

「絶対に舐められたくない」というクソみたいな信念を持った、まるで中学生の暴走族みたいな人間なのだ。

それに毎度付き合わされながら観光スポットをまわる。

その中の一つ、梅里雪山に行ったとき、ケーブルカーのチケットを運転手が無くしてしまったらしく、凍えるように寒いロビーで30分近く待たされる。

もちろん謝罪は一切ない。

この時点でもう色々と期待をするのはやめた。

 

梅里雪山の頂上まで行くと、雪がまだ残っており、寒すぎて死ぬかと思った。

しかもめちゃくちゃ曇っていて景色などは見えない。

でもそこで食べたソーセージはうまかったなあ。

帰りに納帕海という草原のなかにある湖を見に行った。

運転手が「景色の良いところに連れてってやるよ」と自信満々に言うので行くことに。

着いてみると、悔しいけどいい眺めだった。

なんだかんだあったけど、たまにはこんな日もありか。

そう思うことにした。

 

シャングリラについてあんまり良いことを言ってない気がするので、補足を少し。

まず街並みが凄い綺麗。

石畳の上に建てられている家は、全部茶色い木造で統一されていて、本当に壮観です。

夜なんかは人もいなくなるので、静かでどこかノスタルジックな街を一人占めできます。

そしてご飯もおいしい。

どこの店に入っても味付けがしっかりしててうまい。

宿も2000円払えば広いダブルベッドの部屋に泊まれるので安いです。

ただし標高が高いので、すんごい寒いのと、高山病に注意です。

ちなみに俺は滞在中ずっと頭痛かったです。

 

今回のシャングリラ旅は色々あったけど、全体的に満足でした。

中国の中でもチベットに近いので、他の街と違う雰囲気を味わえたし、何より日本で名前すら聞いたことのなかった未開の地に来れたということが嬉しかったです。

もう一度来ようとは思わないけど、なんだか魅力のある街、それがシャングリラです。

 

最後に中国人の友達に地名の由来を聞いたんですが、どうやらここは元々シャングリラという名前ではなかったそうな。

政府が観光地にしようとしてシャングリラという名前にしたら観光客が凄い増えたらしい。

そして俺もその政策に引っかかった一人。

考えた人頭いいなあ。

それでは。

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