暇なら旅に出よう

旅とか日々感じたことを。

天空の街「サパ」。ベトナムのマチュピチュはここにある。

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こんにちは。

ラオカイからバスでサパにやってきました。

山道をグネグネと進んで来たので車酔いしました。

みなさん、サパに行くときは車酔いを持って行きましょう。

 

さて、ベトナムのめっちゃ上の方にある街「サパ」ですが、標高が高いので結構寒いです。

みんな厚着してるのに俺だけ半ズボン。

オシャレじゃないのに半ズボン。

勝俣州和じゃないのに半ズボン。

そんな「サパ」が大好きです。

 

さて冗談はさておき、「サパ」はベトナムの中で一番おもしろい所です。

下手したら東南アジアの中で一番おもしろいかも。

なんでそこまで俺が魅力を感じたか。

それはバイクに乗らないとわかりません。

サパに着いたらまずバイクをレンタルしましょう。

街の至るところにレンタルバイク屋があります。

 

バイクを借りたら、ひたすら街を離れるようにバイクを走らせます。

するとあなたは天空の島に来たと錯覚することでしょう。

何故なら走っている道は崖の上です。

すべての景色を見下ろすことができます。

ベトナムマチュピチュ

たった今、俺が名付けました。

 

そしてサパの代名詞である「棚田」が、幻想的な風景を作り出します。

この感動は行かないと伝えられない。

サパの道を走っていると全てに満たされ、一瞬で冒険映画の主人公になることができるのです。

私は、あの有名な革命家チェ・ゲバラの青年期を描いた映画「モーターサイクルダイアリーズ」の主人公になったと思い込みアクセルを回していました。

あの映画の舞台は南米ですがそんなことは関係ない。

どれだけ役に入り込めるかが大事なのだ。

俺はひとり風を切る革命家。

そんな気分にさせてくれる街、それが「サパ」なのだ。

 

しかし注意も必要だ。

俺は楽しすぎて、バイクを5時間ほど走らせていたら、行き止まりの発電所みたいなところに行き着いて、そこにいた3匹の野生の犬にマジで追いかけられました。

あのときは本気で死ぬかと思った。

あいつら目がマジだった。

俺は全集中力をかけて逃げた。

あと2秒遅れてたら噛まれてた。

狂犬病のワクチン打ってなかったから、本当に噛まれてたらやばかったです。

みなさん、サパに行くときは狂犬病のワクチンを打ってから行きましょう。

 

さて今まではサパ郊外の魅力をこれでもかとお伝えしたが、もちろん街にも魅力はたくさんある。

中でもおすすめしたいのが、夜の中央公園だ。

公園の正式名称がわからないのは勘弁してくれ。

この中央公園には夜になると大勢のひとが集まる。

このひと達は昼間どこにいたのか?という疑問が生まれるくらい大勢集まる。

そして大人も子供も関係なく、まるで小学校の放課後遊びのような具合に、ひたすらはしゃいで遊ぶのだ。

これは日本では決して見ることができない光景だろう。

俺の父親くらいの年齢のおっちゃんが、満面の笑みでバトミントンをしているのである。

こんな天国を俺は探していた。

老後はぜひサパで過ごしたいとさえ思った。

俺も負けじと、ベトナム人がやってるサッカーに乱入。

めっちゃたのしい。

本気で少年時代に戻れた気がした。

きっと日本にはこういった場所が必要なのだろう。

サッカーも野球も禁止なおしゃれな公園ではなく、ジジイもニートも満面の笑みでミントンを楽しめる、そんな公園が至るところにできれば、日本の幸福度は上がるだろう。

俺が首相になったら絶対に作ってやる。

 

しかし、世の中で起こる物事というのは表裏一体であり、光があれば闇もある。

そんなサパの現実問題にも触れておこう。

まず夜になると街の至るところで露店が開かれるのだが、そこには民族衣装を着せられた、小学生くらいの小さい子供が一人でぽつんと座って商売をしている。

もちろん周りに親はいない。

親はどこにいったのだろうか?そもそもこの子に親はいるのだろうか?

考えだせばキリがない。

その子は夜の12時まで店をやっていた。

さっきの中央公園で遊んでいてもこんな事があった。

1歳にもなっていないような小さい赤ちゃんを、頼りない抱っこひもでおんぶしている、これまた小学生くらいのこども。

その子が俺をじっと見てくる。

きっとお金をくれるのを待っているのだろう。

そんなこどもが公園のまわりには沢山いた。

日本ではまずありえない光景だろう。

 

旅をしていると、どうしても最初は良いところだけを見てしまいがちだ。

しかし、少し視点を変えれば、もちろんそこには影があって、自分のこころを突き刺してくる。

その影の部分に気づき、何かを感じ取れる人はどれくらいいるだろうか。

日本人の私は気づくのが遅かった。

日本という国はベトナムに比べるとまだ裕福で、そして裕福があたりまえだ。

だから、外にでないと気づけない。

もっと旅に出よう。

そう思った。

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