暇なら旅に出よう

旅とか日々感じたことを。

高校中退したらどうなるか?私の人生はこうなりました。

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高校中退したらどうなるか?

もう人生の終わりか?

そんなことは200%ありえない。

俺は高校に入学してから一ヶ月で中退したが、中退してから人生が右肩上がりで楽しくなっている。

あくまで参考までに、私のこれまでの人生を紹介しようと思う。

 

まず私が中学3年のときの担任にこう言われたのを鮮明に覚えている。

「高校だけは卒業しろ、高校に行かなかったらロクな人生は送れない」

まだ中学生で社会のことなんか一ミリも知らない俺にそんなことを言う。

その言葉に内心ちょっとビビってた。

「まあでも高校は楽しく過ごして、ふつうに卒業できるだろう」

そんなふうに思った。

しかし、いざ入学するとものすごくつまらない高校生活が待っていた。

仲が良い友達もできず、授業中は寝てるだけ。

「俺は何のために学校に行っているんだろう。」

一日中そんなことを考えていた。

このままじゃまずいと思った俺は、入学一ヶ月目にしてやめることを決意した。

しかし、親にそのまま辞めたいと言っても、すぐには許してくれないだろう。

そこで俺はある作戦に出た。

入学してから最初に受ける中間テストをすべて空白で提出したのである。

もちろん帰ってくるのは「0点」の答案用紙のみ。

先生に「舐めてんのか?」と言われたが、もう覚悟は決まっていたので動じなかった。

もちろん親にすぐに連絡が行き、その日の夜に家族会議が開かれたが、意外なことに両親はすぐに受け入れてくれた。

小さいころから薄々は感じていたが、うちの両親はかなりの放任主義で、俺が決めたことを尊重してくれるし、それに対して時にはアドバイスもくれる素晴らしい方たちだった。

本当に今の両親のもとに生まれて幸せだと思う。

人によっては、放任主義が悪い方向に働いてしまう場合もあるが、俺の性格には合っていたのだろう。

 

そんなこんなで無事に高校を一ヶ月でドロップアウト

爽快感がハンパなかった。

しかし、それも最初のうちだけで、学校をやめると毎日暇になるので退屈なのだ。

なら金を稼ごうということで、家の近くの工場でバイトをしてみる。

これがまたとんでもなくつまらない。

毎日毎日、同じ作業の繰り返し。

「自分は機械になってしまったのだろうか?」

そんなことを思いながら、働いていた。

毎朝、友達同士で楽しそうにおしゃべりしながら通学している高校生を横目に、俺はあのつまらない工場に行くのか・・・

ふと、この瞬間だけ、高校を中退したのを後悔してしまった。

つまらない高校生活からやっと抜け出したのに、さらにつまらない場所に来てしまった。

俺は工場のバイトを3ヶ月で辞めた。

しかし、今になってみると、この経験をしておいて本当に良かったと思っている。

人生の最初の方で「単純作業の仕事は俺の人生には必要ない」ということを知れたからだ。

たまに、なんでも続けることが美徳だと思っている人がいるが、それは間違っていると思う。

退屈なら辞めればいいし、自分のメンタルが弱ってきているなら、なおさらその場からすぐに離れた方がいい。

今あるものを捨てないと、新しいものは入ってこないからだ。

もちろん辞めたあとで「やっぱり辞めなきゃよかった」と思っても、それは失敗じゃない。

自分が何を本当に求めているのかを知れただけでも大成功だ。

 

その後も、就職は一切考えていなかったので、いろんなバイトを転々とした。

コンビニ、ガソリンスタンド、居酒屋、現場仕事などなど、目につくバイトは手当たり次第やってみた。

店長が最高なコンビニ、軍隊みたいな声出しをさせられるガゾリンスタンド、アル中が経営してる居酒屋、朝の4時に集合させられる現場仕事、それぞれ辛いことのほうが多かったけど、今となっては良い経験だ。

確かに高校や大学でしか経験できないことは沢山あると思うが、高校を中退したやつにしかできない経験も沢山あると思う。

どっちが良いとか悪いとかではなく、とにかく色んな経験をすることが大事なんだと思う。

 

そんなバイト生活を5年ほどしていたが、バイトで稼いだお金を一切使っていないことに気がついた。

私はもともと物欲というものが極端に少なく、生活に必要なもの以外はまったくと言っていいほど買わないのだ。

これは何かに使わないともったいないということで、日本一周の旅に出ることにした。

いらない物を買うより、経験を買ったほうが100倍いいだろうと思ったからだ。

それまで長期的な一人旅などしたことがなく、出発するまではめちゃくちゃ緊張した。

しかし旅に出たあとは、色んな場所に行き、沢山の人に出会い、これまでにない素晴らしい経験をすることができた。

たぶん旅は何歳になってもするだろうな〜と思った。

その後も、日本だけではなく海外もたくさん行った。

旅に出たことで、自分が思っているより世界は広いし深いことを知れた。

 

そして今現在は、日本でリゾートバイトをしてお金を稼いでは、色んなところに旅に出るという生活をしている。

旅先で日本人に会うと、「そんな生活してて将来不安じゃないの?」とよく言われるが、不安を感じたことは一度もない。

むしろ今が楽しくてしょうがないのだ。

これはあくまで私の考えだが、今を楽しめない人は未来も楽しめないと思う。

将来が不安な人は、何歳になっても将来に不安を感じてしまうのだ。

だったら今を楽しく生きようと思う。

そんな感じだ。

 

さて、話を本題に戻そう。

高校中退したら人生の終わりか?

違う、人生の初まりだ。

少なくとも私はそうだった。

このざっくりと説明した私の人生を見て、「こいつみたいになりたくねぇ」と思ったら高校中退しなければいい。

結局のところ、最後に決めるのは自分しかいない。

先生や友達はアドバイスはくれるが、誰も責任は取ってはくれない。

もちろん私も、これを読んでいるあなたに「高校中退したほうがいいですか?」と聞かれても、「自分で決めろ」としか言えない。

勧めもしないし、止めもしない。

全部自分で考えて、全部自分で決断する。

そうすると人間は成長できる。