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会津若松から塔のへつりに行く。断崖の中に書かれていた詩に感動。【福島】

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はいこんにちは。

今回も旅の続きを書いていきますぞ〜。

 

会津若松で一泊した俺は、翌朝の7時に起きる。

うん、めちゃくちゃ眠い。

もうこのままずっと寝ていたい。

まあでもせっかく起きたので行こうではないか、「塔のへつり」に!

まずは駅に向かう。

改札を抜けてホームに行くと、もう電車が来ている。

窓際の席にすわって、しばらくすると電車が動き出した。

乗客はあまりいない。

ゆっくり走りだした電車の中から、外の景色を見ると、低い山を太陽が照らしていて美しい。

とても気持ちのいい青空が広がっている。

まるでアニメの世界の様な、田園風景が広がっている。

しばらく電車に揺られること30分、塔のへつり駅に着いた。

電車から下りると、そこは森で囲まれていた。

駅には小さいホームと、待合室しかない。

もちろん改札はない。

この駅で降りたのも私だけだった。

帰りの電車が来るまで約50分、ちょうどいいくらいだろう。

せっかく森の中まで来たので、舗装された道路ではなく、森の中をズンズンと歩いて塔のへつりまで向かう。

5分ほど歩くと、あっという間に着いた。

そこには、ゆらゆらと流れる川と、そこに架かる一本の吊り橋があった。

まだ、朝の8時ということもあって、誰一人いない。

周りにあるお土産屋さんも、もちろん閉まっている。

1人占めできてラッキーだ。

吊り橋を渡ると、これが結構揺れる。

試しにジャンプしてみると、トランポリンのように跳ねておもしろい。

吊り橋を渡りきると、断崖が削られた部分に入ることができる。

結構奥の方まで行けるのだが、いかんせん道が狭く、手すりも何もないので、川に落ちてしまうんではないかとヒヤヒヤした。

ここには俺1人しかいないから、もし落ちたとしても誰も助けてくれないだろう。

断崖の中はまるで洞窟のようだ。

奥まで行くと、小さい石が沢山積まれているのを発見した。

ここに来た観光客がやったのだろうか?

これが何を意味しているのかはわからない。

 

さらに奥まで行くと、階段があるではないか。

それを登っていくと、断崖が削られたところに、小さい神社のようなものを発見した。

入り口は頑丈な木の柵で囲われている。

小さい入口から、頭がぶつからないように背中を丸めて入ると、そこには神棚と賽銭箱があった。

一応5円を入れて、家族の安全を祈る。

外に出て周りをみると、柵に色々な看板が貼ってあるのに気がつく。

その中に気になるものが一つあった。

その看板には、このような詩が書かれていた。

「嗚呼 清い流れ大川の聖地に 古いともからと交わりを温め 太古山気に打ち鍛えられ 青春の純潔に洗いすすがれて 潤然として 目を覚ます思いだ 老いたるは敬うべく 頼むべく 若きは愛すべく 雄々しく凛々しい。

さらば懐かしい友らよ 会えば別れるのは この古の掟だが それ故にこそ 今日のこの日を喜ぼう 千万の思いを込めて 握手しよう。」

美しい詩だ、それしか感想はでなかった。

普段は詩に興味はあまり示さないが、何故かこの詩だけは目が止まってしまった。

なんて美しい文章を書くのだろう。そう思った。

塔のへつり自体は、見るところが少ないが、何故かいつまでもここに留まりたいと思えるような、不思議な雰囲気が溢れる場所だった。

帰りに、川にせり出した岩の上に登ってみた。

さっきよりも川の流れが早くなっている。

しかし、水の色は青々としていて美しい。

そこから見る、吊り橋もまた絵になる。

ここはもう一度訪れたいと思った。

 

帰りの電車の時間が迫ってきたので、吊り橋を渡って帰ると、俺と入れ替わるように他の観光客がやってきた。

タイミングも丁度良かったのかもしれない。

お土産屋さんもちらほら開店し始めた。

また森の中を通って、駅まで向かう。

木々の間から木漏れ日が差し込んできて、まるでジブリの世界に入ったかのようだ。

駅に着くと、まだ電車は来ていない。

誰もいない森の中のホームで、深く深呼吸をする。

こんな旅をいつまでも続けていきたい。

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