暇なら旅に出よう

旅とか日々感じたことを。

仙台の青葉まつりで真っ赤な甲冑隊とすずめ踊りを見る。【宮城】

f:id:himatabi:20181009084350j:plain

こんにちは、暇人でございます。

今回も東日本縦断の旅を書いていこうと思います。

 

東日本大震災の被災地を見た後、一度仙台に戻り、旅の疲れを癒やすことにした。

東京を出発してから、ほぼノンストップで観光地巡りをしており、さすがに体に疲れが出できている。

しかし、何日も滞在するとなると、いつものようにビジネスホテルになんて泊まっていられない。

そんなことをしていたら、あっという間に予算オーバーだ。

だからといって、もう一度同じゲストハウスに戻りたいかというと、そうでもない。

確かにゲストハウスは旅人と沢山交流できて面白いが、疲れているときは誰とも喋りたくない。

なので今回は間を取って、カプセルホテルに泊まることにした。

それにしても、仙台のカプセルホテルは安い。

なんと一泊、2000円で泊まれるのだ。

自分のスペースはとても狭いが、一応プライベートな空間が保たれている。

しかも、小さいながら大浴場とサウナが付いている。

これは、ひょっとしたらそこら辺のゲストハウスよりいいかも。

無事にチェックインを済ますと、用意されていたかのように、体調が崩れだす。

熱が出て体がだるく、鼻水が止まらない。

きっと、今までの旅で気張っていたのが解けてしまい、すべてのツケがここに来たといった感じだろう。

すぐにベッドに倒れ込んでしまった。

しばらくして起きると、夜の9時になっていた。

いつもより何倍も重い体を無理やり起こして、大浴場に向かった。

熱が出ているときは、風呂に入らない方がいいと思ったが、どうしても大きな湯船に浸かりたくなってしまったので仕方がない。

ついでにサウナもきっちり入ってしまう。

全身から汗が吹き出しているのがわかる。

最後にシャワーを浴びて、脱衣所に出ると、さっきよりも頭がボーッとしている。

あーあ、俺は何をやっているんだか。

自動販売機でジュースを買って、ベランダに出ると心地いい風が、体を冷やしてくれる。

空を見上げると、雲一つない夜空に、チカチカと星が輝いている。

「見える星の数は、東京と変わんねーんだなぁ。」

と、1人つぶやく。

しかし、東京を出発して随分と遠くまで来たものだ。

旅に出る前はあれだけビビっていたのに、一度外に飛び出してしまえば、案外なんとかなるもんである。

明日は、どうやら仙台で一番大きな祭りである、「青葉まつり」が開かれるらしい。

せっかく仙台まで来たのだから、どうせなら見ていきたい。

今日は早めに寝床について、体を休めよう。

カプセルのカーテンを開けて、ドサッと体をベッドに預ける。

うーん、やっぱりこの狭さはとても落ち着く。

今日は良く寝れそうだ。

 

翌朝、11時頃に目を覚ました。

「やばい!チェックアウトの時間過ぎてる!」

と、思ったが、前日の夜に2泊分予約しているのを忘れていた。

どうやらまだ風邪は治っていないらしい。

しかし、昨日よりかは幾分か体は軽い。

お腹も減っているので、着替えて外にでると、どこからか太鼓の音が聞こえてくる。

そうだ、もう青葉まつりが始まっているんだった。

すき家で、紅しょうがをたっぷり乗せた牛丼を急いで口の中にかきこみ、祭りの中心地でもある中禅寺通りを目指す。

すると、同じ方向に歩く人がどんどん増えてくる。

今日はどうやら、宮城に住んでいるほとんど人が、仙台に集まってきているのかもしれない。

その位人が多い。

中禅寺通りに着くと、もはや人口密度は東京の渋谷を優に超えている。

なんとか人をかき分けながら前に進むと、やっと中禅寺通りに着いた。

封鎖された車道には、真っ赤な服を着込んだ鉄砲隊達が行進をしている。

その行進が急に止まったかと思うと、全員が中腰になり銃を上に向ける。

「パーンッ!!!」

という大きな大きな音を立て、空に向かって空砲が放たれた。

辺りは火薬が焦げた匂いと煙で充満している。

間近で見ると、迫力は満点だ。

しばらくすると、これまた全身真っ赤な甲冑を着込んだ侍達が、堂々と行進をしてくる。

背中には、「上田城甲冑隊」と書かれた旗が、風になびいている。

 先頭に目を向けると、赤い鞍を身につけた馬に侍が乗って、行進を率いている。

その様は、まるで時代劇をみているかのようだ。

 

また別の車道に行くと、大きなハシゴを抱えた男たちが、勢い良く観客の前に現れる。

すると10人くらいが、いきなりハシゴを天に向かって直立させる。

そこに1人の男がやってきて、ハシゴに登りだす。

先端まで登りきると、片膝と片手だけ残して、もう片方の腕と足を前に伸ばした。

見ているだけでゾッとする。

観客からは「おお〜!!」という声と共に、一拍遅れた拍手が湧き上がる。

次に、男はハシゴの先端で頭を下にして逆立ちを始めたではないか。

「すっげぇ~!」

あまりの美しさに、拍手をするのも忘れてしまった

 

次に、仙台の街にはかなり長い商店街があるのだが、そこに行ってみると、おちゃめな法被を来て、これまたおちゃめなメイクを顔に施した男女が、ピョコピョコと飛び跳ねながら踊っている。

どうやらこれが「すずめ踊り」というらしい。

両手に持っている扇子が、すずめの小さな翼のようだ。

パワフルでダイナミックというよりかは、可愛くて愛らしいといった感じの踊りだ。

みんな満点の笑顔で楽しそうに踊っている。

それが見ている方にも伝わって、観客達も自然と笑顔になっていく。

つい私も一緒に踊りだしてしまいそうになるくらい、身近で楽しい。

たまたまこの時期に仙台に来れた俺は本当にラッキーだ。

こんなに楽しい祭りが、日本各地で開かれていると思うとワクワクする。

祭りが終わる頃には、自分の風邪もだいぶ良くなっていた。

きっとすずめ達のおかげかもしれない。

f:id:himatabi:20181009084422j:plain

f:id:himatabi:20181009084452j:plain

f:id:himatabi:20181009084508j:plain

f:id:himatabi:20181009084512j:plain

f:id:himatabi:20181009084518j:plain

f:id:himatabi:20181009084526j:plain

f:id:himatabi:20181009084523j:plain

f:id:himatabi:20181009084533j:plain

f:id:himatabi:20181009084529j:plain

f:id:himatabi:20181009084539j:plain

f:id:himatabi:20181009084544j:plain

f:id:himatabi:20181009084547j:plain

f:id:himatabi:20181009084552j:plain

f:id:himatabi:20181009084554j:plain